小説で、白熱した戦闘を書くにはどうすればいいのか?
ずばり『ターン制バトル』を意識してください
読者にわかりやすく、白熱したバトルを演出できる画期的な方法です。
この『ターン制』を意識することで小説の戦闘描写が飛躍的に書きやすくなります。
※ここでいうターン制とは「複数のプレイヤーが攻守を一定のルールで切り替えること」をいいます。
『ターン制』をどのように取り入れるのか?
役割をしっかりわける
どちらが攻撃するか、どちらが防御をするかを事前に決めます。
実際の戦闘には様々な駆け引きがあるでしょうが、これは小説。
表現できることは限られています。
読者に伝わりやすくするためには、これくらい簡略化するべきです。
事前説明と事後説明を入れる
今からどんな行動を取るのか事前に説明します。
また、その行動でどんな結果になったのかも説明します。
今から相手を殴る ⇒ 相手の顔面にHIT! ⇒ 相手はひるんだ
このような流れです。
今、どんな状況なのか読者にしっかり説明してください。
説明不足な小説は、読者を置き去りしてしまいます。
予想外な描写を入れたい場合
予定調和な戦闘は地味です。
たまには”カウンター”や”不意打ち”を入れて戦闘に彩りを与えます。
そんな時は、事後説明に力を入れるとわかりやすくなります。
次の3つを意識しましょう。
・どんな攻撃を受けたのか?
・どれだけダメージを受けたのか?
・次に何をしなくてはいけないのか?
・どれだけダメージを受けたのか?
・次に何をしなくてはいけないのか?
想定外の攻撃に動揺するのか、一か八かの賭けに出るのか。
場を盛り上げるために緊張感をアピールしてください。
必要ない戦闘は”省略”する
ターン制を意識した戦闘描写は一つ一つの戦闘が長くなりがち。
どうでもいい戦闘は飛ばして、会話やストーリーを優先させます。
飛ばせそうな戦闘シーン
・同じような敵が連続して続く戦闘
・同じことを繰り返す戦闘
・結果がわかっている戦闘
・サブキャラの戦闘
などなど
・同じことを繰り返す戦闘
・結果がわかっている戦闘
・サブキャラの戦闘
などなど
また、連続した戦闘は読者を退屈にさせます。
1つの戦闘が終わったら、戦闘以外の話を進めてください。
まとめ:『ターン制』をどのように取り入れるのか?
・役割をしっかりわける
・事前説明と事後説明を入れる
・予想外な描写は事後説明をしっかりと
・必要ない戦闘は”省略”する
・事前説明と事後説明を入れる
・予想外な描写は事後説明をしっかりと
・必要ない戦闘は”省略”する
例)”俺TUEEEE”系の戦闘の流れ
■敵グループとの戦闘シーン
:部下多数登場
部下A >>攻撃>> 主人公 = 無傷
主人公 >>攻撃>> 部下A = 戦闘不能
部下B >>攻撃>> 主人公 = 無傷
主人公 >>攻撃>> 部下B = 戦闘不能
:ボス登場
ボス >>攻撃>> 主人公 = 無傷
ボス >>攻撃>> 主人公 = 無傷
主人公 >>攻撃>> 全体 = 戦闘不能
:敵グループ敗退
~Fin~
部下A >>攻撃>> 主人公 = 無傷
主人公 >>攻撃>> 部下A = 戦闘不能
部下B >>攻撃>> 主人公 = 無傷
主人公 >>攻撃>> 部下B = 戦闘不能
:ボス登場
ボス >>攻撃>> 主人公 = 無傷
ボス >>攻撃>> 主人公 = 無傷
主人公 >>攻撃>> 全体 = 戦闘不能
:敵グループ敗退
~Fin~
後は、この流れに文章を肉付けすれば完成です。
小説ならオーバーな話にしたほうが読者も喜びます。
小説の中くらい夢を見たいですよね。