【小説】白熱した戦闘描写をスラスラ書くコツ

投稿者: | 2016年3月2日

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小説で、白熱した戦闘を書くにはどうすればいいのか?

ずばり『ターン制バトル』を意識してください

読者にわかりやすく、白熱したバトルを演出できる画期的な方法です。
 

この『ターン制』を意識することで小説の戦闘描写が飛躍的に書きやすくなります。

※ここでいうターン制とは「複数のプレイヤーが攻守を一定のルールで切り替えること」をいいます。
 

『ターン制』をどのように取り入れるのか?

SaeKawaii / Pixabay

役割をしっかりわける

どちらが攻撃するか、どちらが防御をするかを事前に決めます。

実際の戦闘には様々な駆け引きがあるでしょうが、これは小説。
表現できることは限られています。

読者に伝わりやすくするためには、これくらい簡略化するべきです。

 

事前説明と事後説明を入れる

今からどんな行動を取るのか事前に説明します。
また、その行動でどんな結果になったのかも説明します。

今から相手を殴る ⇒ 相手の顔面にHIT! ⇒ 相手はひるんだ

このような流れです。

今、どんな状況なのか読者にしっかり説明してください。
説明不足な小説は、読者を置き去りしてしまいます。
 

予想外な描写を入れたい場合

予定調和な戦闘は地味です。
たまには”カウンター”や”不意打ち”を入れて戦闘に彩りを与えます。

そんな時は、事後説明に力を入れるとわかりやすくなります。

次の3つを意識しましょう。

・どんな攻撃を受けたのか?
・どれだけダメージを受けたのか?
・次に何をしなくてはいけないのか?

想定外の攻撃に動揺するのか、一か八かの賭けに出るのか。
場を盛り上げるために緊張感をアピールしてください。
 

必要ない戦闘は”省略”する

ターン制を意識した戦闘描写は一つ一つの戦闘が長くなりがち。

どうでもいい戦闘は飛ばして、会話やストーリーを優先させます。

飛ばせそうな戦闘シーン

・同じような敵が連続して続く戦闘
・同じことを繰り返す戦闘
・結果がわかっている戦闘
・サブキャラの戦闘
などなど

また、連続した戦闘は読者を退屈にさせます。
1つの戦闘が終わったら、戦闘以外の話を進めてください。
 

まとめ:『ターン制』をどのように取り入れるのか?

・役割をしっかりわける
・事前説明と事後説明を入れる
・予想外な描写は事後説明をしっかりと
・必要ない戦闘は”省略”する

 

例)”俺TUEEEE”系の戦闘の流れ

■敵グループとの戦闘シーン

:部下多数登場
 部下A >>攻撃>> 主人公 = 無傷
 主人公 >>攻撃>> 部下A = 戦闘不能
 部下B >>攻撃>> 主人公 = 無傷
 主人公 >>攻撃>> 部下B = 戦闘不能
:ボス登場
 ボス >>攻撃>> 主人公 = 無傷
 ボス >>攻撃>> 主人公 = 無傷
 主人公 >>攻撃>> 全体 = 戦闘不能
:敵グループ敗退
 ~Fin~

後は、この流れに文章を肉付けすれば完成です。

小説ならオーバーな話にしたほうが読者も喜びます。

小説の中くらい夢を見たいですよね。
 

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